「ルーン鑑定」をご存知ですか?
石や盤などに独特な文字のようなものが書かれているものというとピンとくる方も多いかもしれません。
実際に対面式や電話占いからこのルーン鑑定を受けることも可能です。
ですから、占いとしての認知度は高いといえます。
ここでは、そんなルーンの世界についてご紹介します。
ルーン占いとは?使う文字について
ルーンは石や盤もしくはカードなどに独特の文字のような記号のようなものが書かれています。
一般的にはそれら記号は24に分類されているのです。
そして1つずつ意味があります。
以下、それぞれの意味をまとめていきます。
フェオ
家畜や財産や蓄えの象徴。
ウル
野生の牛の象徴。
ソーン
いばらの棘を象徴。
アンスズ
信頼や言葉の象徴。
ラド
旅や移動の象徴。
ケン
松明の象徴。
ギューフ
贈り物や届け物の象徴。
ウィン
勝利や達成を象徴。
ハガル
雹の象徴。
ニイド
忍耐や我慢の象徴。
イス
氷の象徴。
ジェラ
収穫や習得の象徴。
ユル
いちいの木の象徴。
ペオース
秘密やチャンスの象徴。
エオロー
ヘラジカの角の象徴。
シゲル
太陽や光線の象徴。
ティール
勇気の象徴。
ベオーク
白樺や母性の象徴。
エオー
馬の象徴。
マン
人間の象徴。
ラーグ
水の象徴。
イング
豊穣の象徴。
オセル
風習やしきたり、故郷の象徴。
ダエグ
夜明けやその日の1日の象徴。
これらが24つの意味です。
そして、1つには何も書かれていないルーンがあります。
それを「ウルド」と呼びます。
ですから、占術で用いるルーンの合計は25個です。
自身で占ってみる際はもちろん、鑑定依頼をする際にもこれら基本を知っておくと、より理解度や解釈もしやすくなります。
一気に覚える必要はありませんが、何となく見ておくだけでも変わってくるものです。
ルーン文字について
「記号」と書いてきましたが、そもそもルーンは文字でした。
では、ルーン文字とはどのようなものなのでしょうか。
謎に包まれた存在
ルーン文字そのものの成り立ちは謎に包まれていてミステリアスな存在。
今もなお、研究されているほど。
資料も少なく神秘的に捉えられているので、占術でも人気であり注目を受けている理由となっているのかもしれません。
北欧神話の中で神が手に入れたものという説もあります。
歴史について
1世紀~中世末期ごろのこと。
スカンジナビア半島あたりにルーン文字が彫られた遺跡が沢山見つかっています。
これは主としてゲルマン民族が使っていたとされています。
ルーン文字は時代により増減をしてきたのも特徴。
最大で28文字あったというのが有力な説です。
言語の発達とともに増減をしてきたようですが、現段階では仮設状態。
フルサクの存在
16文字の「フルサク」というものがあります。
バイキングが用いていたとされていて、魔除けとして武器に取り入れられていたとされています。
フルサクですが、先に記した24文字の総称と捉えると分かりやすいかもしれません。
北欧神話について
ルーン文字の成り立ちをさかのぼると「オーディン」という紙が入手したという話になります。
これは北欧神話の中の話になりますので、結びつきが大きいと考えられるでしょう。
さまざまな神話の中では、あらゆる神がでてきます。
ここでは、北欧神話に登場する神をご紹介します。
オーディン
神話の中の中心的な存在。
ルーン文字を手にした神様。
トール
勝利をつかさどる神とされています。
ハンマーを片手に持ち、全てのものに打ち勝つ良さを持っていると考えられているのです。
イング
豊穣をつかさどる神様。
人々に恵みを与える存在です。
このほかにもライドはトールが乗っていた戦車の車輪。
ジェラがオーディンの妻のフリッグ神であるなどさまざまな話があります。
いずれにせよ、ルーンとは関係が深いものともいえるのです。
ルーン鑑定について
ルーン鑑定は、24ないしは25この文字1つずつの意味を組み合わせて解釈を進めていきます。
有名な方法をいかに順を追ってご紹介します。
1.ルーンをすべて使用して、質問ごとにルーンを1つ引きます。
だいたい3つ前後の質問をしていくのです。
2.鑑定する
引いたルーンからタロットカードなどと同様にその意味を解釈し結果やアドバイスなどを行います。
これは「巫女の予言」などと日本で呼ばれている鑑定方法です。
また「キャスティング」という方法もあります。
ルーンを投げて鑑定を行う方法です。
この方法はとても簡単ではあるものの、先生によって解釈が異なることが大きいという特徴もあります。
ですから、先生に鑑定を依頼する際には相性が大きなポイントともなりますし、自分自身で鑑定をすのであればある程度の実績や知識そしてインスピレーションなどが求められます。
このほかにも、さまざまな鑑定方法があります。
中には、オリジナルの鑑定方法を取り入れている先生もいるのです。
ルーン鑑定を依頼したい方へ
ルーンの神秘性に興味を持った方や、鑑定を受けてみたいという方もいるかもしれません。
この場合、先生に依頼をすることは可能です。
当然ではありますが、ルーン鑑定を実施している先生を選んでください。
プロフィールを確認し「使用占術」「得意占術」を確認。
そこに書かれていれば鑑定依頼が可能です。
ルーン鑑定が前に書かれていれば、主として用いている占術とも判断できます。
鑑定の様子を見たい方へ
記号や個性的な鑑定スタイルを持っているので、その様子をしっかりと見て相談したいと希望するのであれば、対面式鑑定が最もオススメです。
店舗に足を運んでぜひともそのライブ感を体感してみてください。
とはいえ、店舗が近くになかったり時間に余裕がない方もいるでしょう。
この場合にはオンライン鑑定を利用するのも方法の1つ。
パソコンであればウェブカメラを、スマートフォンであればビデオ通話機能や通話アプリを使用して鑑定を行います。
画面越しではありますが、鑑定の様子をしっかりと見ることは可能です。
自宅からでも依頼ができますので取り入れやすい鑑定方法かもしれません。
電話鑑定ついて
人気となっている電話鑑定ですが、もちろんこれを用いてルーン鑑定を受けることは可能です。
電話ですから、鑑定の様子を見ることはできませんが鑑定精度に変わりはありません。
石を混ぜ合わせたりという音は聞くことは可能です。
メール鑑定やチャット鑑定について
文字のみのやり取りであるメール鑑定やチャット鑑定。
これらでも利用をすことは可能です。
ライブ感という意味では最も薄いのですが、先生の中には結果のルーンを写真として送ってくれる人もいますので、鑑定してもらう充実感は得ることができます。
どの方法を選ぶのかは状況や希望に合わせてできまいません。
「この方法だから的中率が上がる」などという事は一切ないので安心してください。
1つの方法に固執せずに、適宜合わせて選ぶのも良い方法です。
ルーン鑑定で神秘的な世界を堪能しながら、自身の悩み解決のために役立てて素敵な未来を作りましょう。